まねーまとたらー
まねーまとたらー > ニュース > 熊本いのちの電話、相談員募る

熊本いのちの電話、相談員募る


00001

病気や対人関係といったさまざまな悩み相談に24時間365日、電話で応じる「熊本いのちの電話」が、相談員を募っている。2014年の相談件数は1万5131件で、約30年前の開局当初の約2倍に上る。自殺志向の相談は過去3年間、毎年約1300件と高止まりしている。事務局は「相談したいときに話せる相手がいることが安心につながる」と、24時間態勢の維持の重要性を訴えている。

「子どもの頃に虐待を受け、親としてどう子育てをしたらよいか分からない」「大学卒業後の生きる方向が見えない」

熊本いのちの電話には、1日平均で約50件の相談が寄せられる。相談員の登録数は約120人で、交代制をとっている。

現在、2回線で対応しているが、時間帯によっては相談員が足りず1回線だけで受け付けることも多いという。「いくら電話をかけてもつながらない」といった不満の声が届くこともある。

相談員は全員がボランティア。「傾聴・受容・共感」を学ぶ講座の受講や実践研修など、2年間の養成プログラムを経て相談員として登録される。

自殺をほのめかす言葉を受け、不安定な精神状態の電話の掛け手から罵声を浴びることもあり、研修では相談員同士でケアし合う方法や、相談を受けた後に自身の心を回復させる方法も学ぶ。

事務局によると、現在、アルコール依存症や子育て、精神疾患などさまざまな問題が重層的に絡み合う相談が増えているという。若年層の死因で自殺が上位に位置するが、10~20代からの相談が少ないのも課題だ。

相談員の研修を担当する池田菖子さん(68)は「問題がすぐには解決しなくても、誰かに気持ちを話すことで重い荷物を下ろすきっかけになる」と話す。

相談員の希望者を対象にした説明会が、3月11日~13日に初めて開かれる。

西原村


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です